くまもとの風合い KUMAMOTO no fuuai

くまもと手しごと研究所

協賛企業例

大住裕司様

ストイックな意匠だから
想いが伝わる。

肥後象嵌 光助 四代目 大住裕司様

肥後象嵌は江戸時代の熊本で刀の鍔(つば)や銃身の装飾から始まりました。鉄の表面に小さな切り込みをつけ、そこに金などの金属を被せ打ち込むことで固定します。その上から鉄を黒錆で腐食させると金の部分が残り、腐食した分にはさらに加工を施すことで黒い地鉄の美しさが醸し出されます。金と漆黒のコントラストによる奥ゆかしい美しさは熊本ならではの雅を表しているようです。

※肥後象嵌光助 四代目 大住裕司様:以下 大住 くまもと手しごと研究所:以下 事務局

もったいなくて使えない、という賞賛もある

事務局:
肥後象嵌による記念品などは増えているのですか。
大住:

増えているという実感はあまりありません。ただ、G7伊勢志摩サミッ トで各国首脳に肥後象嵌が施された万年筆がプレゼントされてから、 肥後象嵌の万年筆などを記念品にという需要は増えてきましたね。
肥後象嵌を施したものは万年筆の他にボールペンや、シャーボ(シャー プペンとボールペンが一緒になったもの)があります。
お贈りになる場合は先様のお名前を金で彫って贈呈されることが多い ですね。
特に春先は人事異動など多いせいかご注文が多くなります。


事務局:
皆さんどのようなきっかけで注文されるのでしょうか。
大住:
基本的には口コミが多いですね。
肥後象嵌は刀の鍔などから始まりましたが、今はアクセサリーとし てのご利用が多くなっています。
伝統工芸としての品格がありオリジナルな柄も作れるので、様々なオ ーダーをいただきます。
事務局:
社章なども多いようですね。
大住:
襟につける襟章は多いですね。熊本の主だった企業の方からオーダーをいただいています。役職によって肥後象嵌でつくられる会社もあり、社長さんが自分用としてオーダーされることもありますね。行政の首長の方からオーダーをいただいたこともあります。
ロゴなどのデータがあれば作ることができるので、場合によっては「襟章なくしたから作って」ということもありました(笑)
また、ゴルフのマーカーなどをオーダーされることも多いです。ホールインワン記念、アルバトロス記念など周囲の方々へ贈呈される記念品として、お名前を入れることもあります。
受け取った方が「もったいなくて使えんたい」と喜ばれたこともあったと聞いています。
肥後象嵌による記念品